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当社ではSDGs達成へ向けての取り組みを行っていますが、なかでもリサイクル業界として「12 つくる責任つかう責任」「13 気候変動に具体的な対策を」「14 海の豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさも守ろう」 への貢献は当然だと考えています。
ところで、「環境のためにごみを増やしてはいけない」という考えが私たちには常識として根付いていますが、具体的にごみが増えるとどのような悪影響があるのかすぐに説明できますか?
廃棄物を焼却することで排出される環境汚染物質は様々ですが、よく耳にするのは「二酸化炭素(温室効果の主原因)」や「ダイオキシン類(発がん性の有毒ガス)」ですね。
他にも硫黄酸化物や窒素酸化物など、酸性雨や呼吸器疾患の原因となる物質も排出されます。
このように地球温暖化や大気汚染などが進むと、異常気象や環境の変化により次のような影響が引き起こされます。
◎健康被害
◎絶滅危惧種の増加
◎海面の上昇による居住面積の減少
◎温暖化や乾燥化による森林火災や熱波、洪水
◎農作物、農業への被害
◎上記の原因による人命の損失 など
これらの問題を放置すると、2050年には大気汚染による死亡者数が倍増しているとドイツの研究所が予測しています。
今日、国際的に環境への負荷をできる限り少なくし、自然と共生しながら資源・エネルギーを有効に活用する「持続可能な循環型の社会」を目指しています。
そしてこの「循環型社会」を実現するための鍵となるのが「3R」です。
【3Rと私たちにできること】
Reduce(リデュース)=廃棄物の発生を抑える
消費者:必要なものだけを買う/簡易包装の物を選ぶ
事業者:耐久性や修理性を高める工夫をする/省資源の商品を設計する
Reuse(リユース)=使えるものは繰り返し使用する
消費者:リサイクルショップを活用する/不要なものを人に譲る
事業者:使用済製品の本体や部品で新たな製品を作り出す/使用済み製品を回収し、再使用する
Recycle(リサイクル)=廃棄物を資源として再利用する
消費者:資源ごみを分別収集する/再生品を購入する
事業者:自社製品の回収、リサイクルに務める/リサイクル原材料を使用して製品を作る
これらには階層的な対策があります。
そうすることでごみを最小限度に抑えることが可能です。
(参考:国立環境研究所 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター 酒井伸一)
私たちが事業者として現在従事しているのは、主に黄色い枠の「再利用(リユース)」。
階層対策の効用の上から2番目にある、非常に重要度の高い階層です。
日々これら環境問題と廃棄物削減への意識を持つことで、環境汚染の抑制に大いに貢献できることが私たちリサイクル業界の使命であり、やりがいにもなっています。
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※2021年8月10日の社名変更に伴い一部修正(2021/8/20)