▮SDGs(持続可能な開発目標)とは


2001年に策定されたミレニアム開発目標 (MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
▮事業別重点課題
世界の経済活動に視野を広げると、大量生産・大量消費の時代から、リサイクリングエコノミーへと変化。さらにはサーキュラーエコノミーへと移行しようとしています。
サステナビリティを高めていくことは、サーキュラーエコノミーの一助でもあります。
ノースジニアス・アール株式会社は、リサイクル・リユース業という環境とは切っても切り離せない立場から、SDGsに賛同し、北海道札幌市を拠点に活動を行っております。

▮活動詳細
海外輸出
日本で需要が少ない物でも、海外では立派な商品として成立することは少なくありません。
私たちは品物の価値を見極め日本で再販する努力も最大限行った上で、海外への販路も確保し不用品の廃棄量削減に貢献しています。
また、カンボジアなどの開発途上国へ輸出することで、現地の生活向上にもつながります。メイドインジャパンの製品を購入できることはもちろん、現地の方の雇用機会の創出にもつながっています。
写真は弊社の商品が並ぶカンボジアのリサイクルショップ「しろいとり」です。
現地の多くの方に足を運んでいただいています。

廃棄物の削減
当社がメインに行っているリユース業の中で、どうしても再販売が難しい商品が出てしまうことがあります。
そこで当社では、資源回収や海外輸出で最大限リユース・リサイクルを行い、廃棄物の量を削減する取り組みを行っています。
資源回収、海外輸出については各項目をご覧ください。

資源回収への協力
当社はお客様からお買取したものをリユースするのがメインの業態です。
買取の段階では再販売ができる状態でも、運搬の段階でのやむを得ない破損などで、再販売ができなくなる商品があります。
そのような商品を廃棄するのではなく、資源として扱うことに力を入れています。
たとえば、リサイクル鉄を使用した製品は、CO2排出量が約4分の1になると言われています。
従業員一人ひとりが日々の業務の中で、廃棄を少しでも減らすことを意識しています。
【累積資源回収量(令和4年4月現在)】
・鉄:656kg

物資の寄付活動
グループでパートナーシップを結んでいるNPOボラギャング様へ、物資の寄付を行っています。
寄付物資は新たに購入したものではなく、リサイクル・リユース事業を行う中で、活動にご賛同いただけたお客様から、ご不用品として考えられていたものをお預かりしています。
本来であれば捨てるはずの衣類や生活用品が、本当に必要としている方の手に渡ることは、社員のやりがいにもつながります。
社会とのつながりを感じながら、お片付け・遺品整理を進めています。
※寄付物資は衣類や未使用の生活用品、賞味期限に余裕がある未開封の食品などです。

RPAの活用
RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションツールのこと。
ルーティンワークを自動化することで、生産性の向上を図っています。
このRPAの活用で、よりクリエイティブな業務に時間を割くことができるため、従業員の働きがいの醸成にも繋がっています。
【導入実績】
・Excelでのオークション落札品の管理業務
→月約25時間の削減
・お客様への送料連絡業務
→月約20時間の削減

セーブ・ザ・チルドレンへの寄付活動
セーブ・ザ・チルドレンとは、子ども支援活動を行う団体です。
たとえば、5,000円の寄付があれば、栄養不良の子ども6人に1週間分の栄養治療食を提供することができます。
当社では各店舗内の無料給茶器横に募金箱を設置し、ペットボトル飲料を購入する代わりに寄付を促す活動をしています。
また、店舗にも募金箱を設置しているほか、売上の一部も寄付しております。
【累積寄付金額(令和4年4月現在)】
305,696円
