入社までの経歴を教えてください
私は元々リサイクル業界で働いており、以前はオーディオやカメラ、AV機器など黒物家電を中心に取り扱いをしておりました。
お客様から接客姿勢や商品を褒めていただくことに非常にやりがいを感じていたため、今度は特定の商品に限らず、総合リサイクルという幅広い分野まで視野を広げてこのスキルを発揮したいと思い、転職しました。
ノースジニアス・アールに転職後は総合リサイクルや遺品整理などさまざまな部門を経験し、EZO AUDIOが立ち上げられるにあたって、自ら希望して変わらず得意分野であったオーディオを中心に再度取り扱うことになりました。
具体的にどのような業務を行っている?
オーディオ機器を中心に出張買取や出品業務を行っています。
出張買取では、基本的に流れは決まっているものの、特にご年配のお客様はマニュアルトークを嫌う方もいらっしゃいます。
なので、もちろん会社の方針から逸脱しない範囲でですが、マニュアルトークではなくお客様一人ひとりに合わせてお話を展開することで信頼関係を築くことを大切にしています。
自分自身もオーディオが好きなので、本音で語ることでお客様もオーディオに対する想いなどをお話ししてくださることがあり、結果お互いにとってwin-winな形をつくることができているのではないかと思っています。
出張買取のアポイントが入っていない時間は、お店で買取したオーディオ機器をオークションへ出品しています。
出品業務は商品の写真撮影や商品情報の入力などをフォーマットへ入力していくという比較的単純な業務になりますが、市場相場から判断した価格で、次に必要としている方が落札してくださったときは嬉しい瞬間です。
私以外にも出品を行う社員がいるので、お客様とどんな話をしたか、またオーディオに関する知識を常に共有しながら仕事を進めています。
職場の雰囲気・環境は?
私が勤務しているのは、EZO AUDIOの店舗が入っている白石区北郷のお店なのですが、楽しい職場なのはもちろん、自分の意見を素直に言い合える職場です。
店舗はビルになっていて、階ごとにEZO AUDIO、コレクトワン、EZO CAMERA 、eラボワールドに分かれています。
社員それぞれ自分のメイン担当事業がありますが、だからといって壁をつくるのではなく、同じ北郷店のメンバーなので全体で一つのチーム、という考え方を大切にしています。
なので、どこかの事業が大変なときは「助けてあげる」ではなく、自分の事業でもあるので「自分もやるのが当たり前」なんです。
取り扱う商品のジャンルが異なるだけですべてリユース事業なので、自分のフロアに閉じこもらずに、知識の共有などコミュニケーションを大切にしているため、今のように全体が良い雰囲気で仕事ができているのだと思います。
担当業務での成功体験や嬉しかったこと
私は基本的に出張買取に出ることが多いのですが、買取成立後のお客様からの感謝のお言葉をいただいた時が一番嬉しく思います。
これはサービス業に従事する者であれば月並みな回答かもしれませんが、EZO AUDIOには、「オーディオ買取販売を通じて、オーディオを愛する人にソーシャルウェルビーイングタイムを提供する」という目的があります。
ソーシャルウェルビーイングとは、人間関係において作り上げている幸せを感じる関係性のことです。
お客様がオーディオについてありのままの想いを語り、最後には心から「ありがとう」と言ってくださるのは、まさに自分がソーシャルウェルビーイングタイムを提供することができたのだと実感できるので、やはり一番嬉しい瞬間ですね。
担当業務の大変なところ
オーディオ機器は小型の物だけでなく、むしろ大きい物や重い物が多いので、商品の搬出入は結構な力仕事になります。
以前、14個のスピーカーを搭載した大型フロア型スピーカーを買取させていただいたことがあるのですが、このスピーカーは100kg以上もの重量があり、3名体制でなんとか運び出しました。
ここまで重量のある商品はそうそうありませんが、こうした大型商品の運び出しが連日続くと、正直なところ若干体にくるときがあります(笑)
ただ、社会人になると運動不足気味になってしまう人も多いかと思いますが、仕事の一部が自然と運動となって筋肉がついてくるのは健康的でいいところだとも思っています。
入社して良かったと感じること
自分のやりたいことや学びなどを積極的に受け入れてくれるところが、入社して良かったところだと感じます。
現在オーディオ部門に入っているのも、オーディオを中心に業務を行いたいと伝えた結果やらせていただいている業務になります。
やはり自分の好きな分野ですと、学びたいという意欲が自然と湧いてきますし、新しい知識のインプットも早いです。
他店の経営者に話を聞きに行くということもしましたし、休みの日にはオーディオショップを回ることもあります。
そうして得た知識を他のスタッフへ共有することで、全体の知識のレベルアップにもつながっていると感じます。
今後の目標やキャリアプラン
EZO AUDIOを北海道内で有名にし、様々な方に来店いただけるような環境と店舗づくりを目指しています。
ゆくゆくは、オーディオ好きが集まる一つのコミュニティのようなお店になったら非常に嬉しいですね。
そのために知識やスキル向上のための自己研鑽はもちろん、本社社員と協力してブランディングやマーケティングにも力を入れています。
まずはEZO AUDIOをより多くの方に知っていただき、サービスの利用へとつなげ、EZO AUDIOに買取をしてもらって良かった、お店に行って良かった、と思ってもらえるような接客を心がけています。
どのような人がこの仕事に向いている?
オーディオが好きな方はもちろん、今現在興味がある方に向いているかと思います。
もちろん初めは知識のない方でも、日々の勉強会や実際に触れていただいて覚えることも可能です。
あとは、先にお話しした「オーディオ買取販売を通じて、オーディオを愛する人にソーシャルウェルビーイングタイムを提供する」というEZO AUDIOの目的に共感してくださる方ですね。
知識や技術ももちろん大事ですが、こうした”想い”の部分は知識や技術と違って勤続年数に伴い自然と身につくものではないので、メンバーが一体感を持って同じ目標に向かうためにも、ぜひ大切にしてほしいところです。