就活生の皆さまこんにちは。
ノースジニアス・アールの採用担当です。
4月1日時点での内定率が4割超という、過去最高のペースで進む2023年度大卒の就職活動。
このような数字を見ると、周囲の友人がどんどん内定をもらうなか、自分だけがなかなか内定をもらえない状況に不安を覚えたり、自信をなくしてしまっている方もいるのではないでしょうか。
不安に駆られてがむしゃらに就活する前に、一度「なぜうまくいかないのか」を振り返ってみませんか?
本記事では、なかなか内定がもらえない理由として考えられることをいくつかピックアップいたしました。
※企業ごとに求める人材は異なるので、あくまで弊社採用担当の考えとしてご参考ください。
内定がもらえない理由①
暗記した文章を読んでいる
志望動機や自己PRなど、ある程度想定される質問には予め答えを用意しているかと思います。
もちろんそれ自体は問題ありませんし、事前準備をしっかり行っていることは真面目な印象を受けます。
ただ、より大切なのは自分の言葉で・自分の考えや想いを伝えられるかという点です。
たとえ(度が過ぎない程度に)言葉のつっかえや敬語の間違いがあっても、建前ばかりでなく本心がしっかりあるということが伝われば、信頼性の点でも好印象に感じられます。
内定がもらえない理由②
会話が噛み合わない
たとえば、
質問「このような問題が起きてしまった場合、あなたはどういう行動を取りますか?」
回答「そのような問題が起こらないように予め〇〇します」
上記は問題が起きてしまったと仮定した上での行動を聞いていますが、答えはそもそも論で回答しています。
具体的な解決行動を答えた後で上記のように付け加えるのであれば問題ないでしょう。
会話が噛み合わなくなってしまう要因としては、
・質問の意味、意図を理解できていない
・焦って誤魔化そうとしてしまう
ことなどが挙げられます。
もちろん、多くの相手からズレた回答がなされるのであれば、それは面接官の質問の仕方に問題があるかもしれません。
面接の場ですから緊張してしまうのは当然です。
もし面接官の声が聞こえなかった、もしくは質問の意味がわからなかった場合は、
「うまく聞き取れなかったので、もう一度お願いします」
「〇〇ということ(意味)であっていますか?」
など、一旦落ち着いてしっかりと確認しましょう。
内定がもらえない理由③
話の内容が矛盾している
たとえば、序盤に志望動機として「――専門的な知識と技術を身につけられると思い志望しました」と述べたにも関わらず、終盤の自己PRでは「――仕事の幅を広げて売上に貢献したいです」と述べるなど。
これでは、専門性を持って仕事をしたいのか、幅広い仕事をしたいのかが定まっていません。
特に将来の目標ややりたいことが決まっていない方はこうした矛盾に要注意です。
今後のプランが決まっていないのは仕方がありませんし、悪いことではありません。
面接の準備では、それを踏まえたうえで、自分の価値観や過去の経験などを棚卸し、伝えたいことや伝えるべきことを整理しましょう。
内定がもらえない理由④
要点がまとめられておらず、話がわかりにくい
質問に対しては、まず結論から伝えましょう。
もしくは、結論に至るまでの情報量を短くまとめましょう。
でないと、「何を最も伝えたかったのか」「重要な点はどこなのか」が伝わらない可能性があります。
焦って過程を長く話してしまったと途中で気づいた場合は、「つまり、どういうことなのか」を改めて伝えましょう。
内定がもらえない理由⑤
ぼそぼそ話す/表情が暗い
態度面でマイナスの印象を与えてしまうと、面接はその時点で不利になってしまいます。
対面面接の場合はマスクを着用すると思われるので、声の大きさや目で表情を表すことなどを一段と意識する必要があるかもしれません。
営業職や販売職に限らず、バックオフィスでもコミュニケーション力を求める企業は多いです。
緊張で声が小さくなってしまったり目を逸らしてしまう方は、キャリアセンターや就活イベント、就職エージェントなどを利用して模擬面接を行うなど、しっかり練習をしておきましょう。
以上、内定がなかなかもらえない理由として考えられる要因を5つご紹介しました。
冒頭でも述べた通り、企業ごとに求める人材は異なりますし、これら5つをクリアしていたとしてもスキル等の面でミスマッチがあれば内定が下りないことも十分にあります。
あくまで弊社採用担当の考えとしてご参考ください。